2010年06月10日
韓国旅行記2010 屈辱のテニス篇
6月4日から7日までソウルに行ってきました。
今回の旅行は両親と一緒だったのですが、ふたりとも海外は初めてだったので、自由に使える時間が余りというか全然ないであろうことは覚悟していたのだけど、想像を絶するすごさ・・・。完全にひとりで行動できたのは、1日だけ夜に両親をホテルに残して映画を観に出かけたのと、最終日現地係員の人がホテルまで送迎に来てくれる前の約1時間だけでした。
その中でテニスファンとしてやっておきたかったことがふたつあって、ひとつは「韓国のテニス雑誌を買うこと」、そして「韓国のテニスショップに行く」ことでした。
近頃周りの人が海外に行くたびに現地のテニス雑誌を買ってきてもらっていて(今のところ韓国×2、スペイン1を持っており、近くアメリカを入手予定)、このタイミングであればもしかしたら添田くんが準決勝まで進んだ先月の釜山チャレンジャーについての記事があるかもしれないと思ったのです。そして、ショップについては、韓国のメーカーにはどんなものがあるのか見てみたいとか、あるいは自分へのお土産としてグリップテープでも買って帰ろうかな、とかそういうことを考えていたのです。
ショップは事前にネットで調べてみたところ、以前、東大門運動場の周辺にスポーツショップ群があったようなのだけど、一昨年閉鎖されてそれらもなくなってしまい、さすがに旅行情報サイトにはそんなことまでは載っていないので現在どうなのかということは調べきれず、ホテルの人にネットで韓国語で調べてもらうのが確実だろうという結論に至りました。
しかしそんな野望を実現できるチャンスもなく訪れた最終日。
前日寄った本屋で雑誌が品切れになっていて買うことができず、「このままでは何の収穫もなく帰国することになってしまう・・・」という危機感から、どうしてもショップに行きたい!!と思い、フロントの人にネットで調べてもらったところ「ホテルの近くだと南大門市場にあるようだが、ネットでは具体的な店名や詳しい位置までは分からない」からと、現地でほとんど言葉が通じない店の人たちに聞けるようにと、ハングルでテニスショップの場所を尋ねるメモ書きを用意してくれました。
私の悔しさをよりお分かりいただけるよう、ソウルの地図を提示しておきましょう。
最終日の予定を消化し、ホテルに戻る前に昼食を食べに来た仁寺洞(地図上)で「タクシー(★印)でホテルに帰れるね?」と両親を残し、メモを片手にタクシーで南大門市場(地図左下)に向かった訳です。ホテルでの集合時間は12:40でしたがこの時すでに12:00。食事がなかなか出てこず、時間が迫っている焦りがなんとしてもショップに行きたいという情念を加速させ、お昼もそこそこに向かった訳です。市場に着いたのは12:20頃。何軒かのお店の人に聞いてみたけど、分からないという返事だったので市場内の観光案内所に入ったところ「南大門市場には登山ショップしかなく、東大門市場(地図右)であればテニスショップがあります」という衝撃の言葉・・・。
この時12:30。集合時間は迫っており、とても東大門市場に行く時間はなく、余りのショックに真面目にそれこそもう泣きそうになりながら「それではせめてテニス雑誌だけでも・・・」と、今度はホテルの人に聞いておいた鐘閣(地図真ん中の左上へん)にある大きな本屋に向かうことにし、またタクシーをつかまえるも日本語はともかく英語も一切通じない運転手に当たってしまい、彼が日本語の分かる運転手仲間?に電話し、その人に間に入ってもらって彼は分かった分かったと言っていたのに、着いたのはなぜか市庁(鐘閣の左)の本屋。しかしそこに本屋の気配はなく、ビルの受付で聞いてみると「本屋は現在改装中です」・・・・・・・・・・。
ここで時間切れとなってしまい、ホテルからすぐ近くだったので、とぼとぼと歩いて帰った訳です。
・・・と、ここだけ書いても私の悲しみはなかなか伝わらないでしょうが、それだけ今回の旅行がいかに大変で心身ともに疲れ果てたかということで、空港までの車ではとても両親と話す気分になれませんでした。。
-----
で、順序は逆になるのですが、ちょこっとだけテニスに触れたひとときがありました。
それは、3日目に世界遺産であるソウル近郊の水原華城に訪れた時のこと。
ここは広大な城壁の内側に町がある不思議な作りなのだけど、城の東側・東将台あたりを見ていたら、ふとテニスコートがあることに気が付きました。
少年が運動場の砂のようなクレイコートに白線を引いています。コートの向こう側には幕がかかっていて、ITFの文字が。
もしかしたらここでフューチャーズでもあるのか!? とちょっと興奮したのだけど、帰国して調べてみたら「2010 ITF」という文字で「2010 ITF ギムジョン国際ジュニアテニス大会」という意味でした。KTA(韓国テニス協会)のサイトで調べてみたのだけど、この大会の情報は見つけられず。ギムジョン()というのはおそらく地名かスポンサー名か何かだと思うのだけど、意味を特定できず・・・。
そして、2日目には板門店(北朝鮮との軍事業界戦のエリアにある村)に行ったのだけど、この中に米軍兵士が利用するためのテニスコート(ハード)が1面ありました(このエリアは撮影禁止なので、写真はなし)
-----
韓国は今回で2度目なんですが、最後の最後で悔しい思いをしたので、いつか必ずリベンジをしてやる!!! という気持ちで一杯なのです。
今回の旅行は両親と一緒だったのですが、ふたりとも海外は初めてだったので、自由に使える時間が余りというか全然ないであろうことは覚悟していたのだけど、想像を絶するすごさ・・・。完全にひとりで行動できたのは、1日だけ夜に両親をホテルに残して映画を観に出かけたのと、最終日現地係員の人がホテルまで送迎に来てくれる前の約1時間だけでした。
その中でテニスファンとしてやっておきたかったことがふたつあって、ひとつは「韓国のテニス雑誌を買うこと」、そして「韓国のテニスショップに行く」ことでした。
近頃周りの人が海外に行くたびに現地のテニス雑誌を買ってきてもらっていて(今のところ韓国×2、スペイン1を持っており、近くアメリカを入手予定)、このタイミングであればもしかしたら添田くんが準決勝まで進んだ先月の釜山チャレンジャーについての記事があるかもしれないと思ったのです。そして、ショップについては、韓国のメーカーにはどんなものがあるのか見てみたいとか、あるいは自分へのお土産としてグリップテープでも買って帰ろうかな、とかそういうことを考えていたのです。
ショップは事前にネットで調べてみたところ、以前、東大門運動場の周辺にスポーツショップ群があったようなのだけど、一昨年閉鎖されてそれらもなくなってしまい、さすがに旅行情報サイトにはそんなことまでは載っていないので現在どうなのかということは調べきれず、ホテルの人にネットで韓国語で調べてもらうのが確実だろうという結論に至りました。
しかしそんな野望を実現できるチャンスもなく訪れた最終日。
前日寄った本屋で雑誌が品切れになっていて買うことができず、「このままでは何の収穫もなく帰国することになってしまう・・・」という危機感から、どうしてもショップに行きたい!!と思い、フロントの人にネットで調べてもらったところ「ホテルの近くだと南大門市場にあるようだが、ネットでは具体的な店名や詳しい位置までは分からない」からと、現地でほとんど言葉が通じない店の人たちに聞けるようにと、ハングルでテニスショップの場所を尋ねるメモ書きを用意してくれました。
私の悔しさをよりお分かりいただけるよう、ソウルの地図を提示しておきましょう。
最終日の予定を消化し、ホテルに戻る前に昼食を食べに来た仁寺洞(地図上)で「タクシー(★印)でホテルに帰れるね?」と両親を残し、メモを片手にタクシーで南大門市場(地図左下)に向かった訳です。ホテルでの集合時間は12:40でしたがこの時すでに12:00。食事がなかなか出てこず、時間が迫っている焦りがなんとしてもショップに行きたいという情念を加速させ、お昼もそこそこに向かった訳です。市場に着いたのは12:20頃。何軒かのお店の人に聞いてみたけど、分からないという返事だったので市場内の観光案内所に入ったところ「南大門市場には登山ショップしかなく、東大門市場(地図右)であればテニスショップがあります」という衝撃の言葉・・・。
この時12:30。集合時間は迫っており、とても東大門市場に行く時間はなく、余りのショックに真面目にそれこそもう泣きそうになりながら「それではせめてテニス雑誌だけでも・・・」と、今度はホテルの人に聞いておいた鐘閣(地図真ん中の左上へん)にある大きな本屋に向かうことにし、またタクシーをつかまえるも日本語はともかく英語も一切通じない運転手に当たってしまい、彼が日本語の分かる運転手仲間?に電話し、その人に間に入ってもらって彼は分かった分かったと言っていたのに、着いたのはなぜか市庁(鐘閣の左)の本屋。しかしそこに本屋の気配はなく、ビルの受付で聞いてみると「本屋は現在改装中です」・・・・・・・・・・。
ここで時間切れとなってしまい、ホテルからすぐ近くだったので、とぼとぼと歩いて帰った訳です。
・・・と、ここだけ書いても私の悲しみはなかなか伝わらないでしょうが、それだけ今回の旅行がいかに大変で心身ともに疲れ果てたかということで、空港までの車ではとても両親と話す気分になれませんでした。。
-----
で、順序は逆になるのですが、ちょこっとだけテニスに触れたひとときがありました。
それは、3日目に世界遺産であるソウル近郊の水原華城に訪れた時のこと。
ここは広大な城壁の内側に町がある不思議な作りなのだけど、城の東側・東将台あたりを見ていたら、ふとテニスコートがあることに気が付きました。
少年が運動場の砂のようなクレイコートに白線を引いています。コートの向こう側には幕がかかっていて、ITFの文字が。
もしかしたらここでフューチャーズでもあるのか!? とちょっと興奮したのだけど、帰国して調べてみたら「2010 ITF」という文字で「2010 ITF ギムジョン国際ジュニアテニス大会」という意味でした。KTA(韓国テニス協会)のサイトで調べてみたのだけど、この大会の情報は見つけられず。ギムジョン()というのはおそらく地名かスポンサー名か何かだと思うのだけど、意味を特定できず・・・。
そして、2日目には板門店(北朝鮮との軍事業界戦のエリアにある村)に行ったのだけど、この中に米軍兵士が利用するためのテニスコート(ハード)が1面ありました(このエリアは撮影禁止なので、写真はなし)
-----
韓国は今回で2度目なんですが、最後の最後で悔しい思いをしたので、いつか必ずリベンジをしてやる!!! という気持ちで一杯なのです。
コメント
この記事へのコメントはありません。