2009年10月27日
Stop hitting yourself !! ~ユーズニーの謎 その1
楽天オープンですっかりファンになってしまったのがミハイル・ユーズニー。
http://sabumasa.blog.tennis365.net/archives/day/20091011.html
勢いでmixiにコミュニティまで作ってしまい、ソダーリン超え(コミュニティの人数)を秘密の目標に掲げ、地道に展開しております。
そんな中、ユーズニーが楽天後初の大会として出場した地元モスクワのクレムリンカップで優勝、今季初優勝を飾りました!!!
準優勝の次は優勝とかなり調子がいいようです。
・・・ということで、本当はもっと早くアップするつもりだったのに、添田くんの快進撃や個人的多忙などワタワタしているうちにすっかりタイミングを逃していたのだけど、今回の優勝はいいタイミングだわ~ということで、ユーズニーにまつわる謎を紐解いていく連続企画(ただし不定期)のスタートです。
謎の1.軍曹 ・・・彼のニックネーム
謎の2.敬礼 ・・・勝利後に決まってやるポーズ
謎の3.流血事件
とまぁ彼のプレイヤーとしての個性?を伺い知れる3つのポイントがある訳ですが、今回はこの3.流血事件について。
まずはこちらをご覧ください。
昨年4月のソニー・エリクソン・オープン、Nicolas Almagroとの3回戦。
ファイナル4-5で迎えたリターンゲーム、ユーズニーアドバンテージの場面。
衝撃の自分叩きです・・・。
自分のミスに腹が立ってコートにラケットをたたきつける選手はまぁいますけど、自分を痛めつける人は見たことがない(笑)
コアなテニスファンの方は知ってる人も多いみたいだけど、この動画をアップするだけではまぁ謎を解くってことにはならないのでもうひとつ。
上のきっかけとも言える直前のプレイの動画を見つけました。
ファイナル4-3で迎えたリターンゲーム15-30。
(開始15秒ぐらいから始まります)
すごい執念が相手のミスを誘った超ファインプレーです!!
にも関わらず、このゲームは相手がキープ。
次のサービスゲームをブレークされ、4-5で相手ゲームと後がなくなった状態で上のようなシーンに繋がっていく訳です。
やはりただただ自分を殴ったりはしない(笑)
ところで基本的な情報として、彼はソニー・エリクソン・オープンをすごく苦手にしてるようです。
ザ・サンweb版に載っていたインタビューによると、
http://www.thesun.co.uk/sol/homepage/sport/tennis/article1320852.ece
「ホントにこの大会が好きじゃない。やりやすいと思ったことがなく、ここでは勝てないんだ。なぜかは分からないけど、よくない感じがして消極的になる。この試合の前はネガティブになっていて、試合の間もネガティブで、試合の後もそうだった。苦しんでいたんだ。」
と語ってます。
彼のこの大会での成績を振り返ってみると、
2007 17位(大会当時) R32 Juan Martin Del Potro (ARG/63位) L 6-7(2), 4-6
2006 42位(大会当時) R128 Greg Rusedski (GBR/48位) L 3-6, 1-6
2005 19位(大会当時) R64 Hyung-Taik Lee (KOR/58位) L 1-6, 4-6
2004 47位(大会当時) R128 Taylor Dent (USA/37位) L 3-6, 3-6
2003 26位(大会当時) R64 Mariano Zabaleta (ARG/38位) L 6-7(5), 1-6
確かに、大会の時のランクを見ると、ちょっと早期敗退の感も否めない・・・。
本人も感覚的に苦手としてるみたいだからはっきりした理由は分からないけど、何か相性があるんでしょうねぇ。
ちなみに、上の流血後、執念でブレークに成功し(でないと負けなので)、タイブレークに持ち込んでなんとか勝った訳です。
“どこかふっきれた”とはいえ、すごいねぇ・・・。
さすが軍曹。
注記)
「流血試合」結果:7-6(4), 3-6, 7-6(6)
※ちなみに次戦R16で敗退。
そして今年、62位(大会当時)
R64 Tomas Berdych (CZE/22位) L 3-6, 6-3, 4-6
やっぱり簡単に相性は克服できないのか・・・(笑)
-----
いまいち掘り下げきれていない気もしますが、こんな感じでソースが見つかり次第、残るふたつの謎についても紹介していきたいと思います。
http://sabumasa.blog.tennis365.net/archives/day/20091011.html
勢いでmixiにコミュニティまで作ってしまい、ソダーリン超え(コミュニティの人数)を秘密の目標に掲げ、地道に展開しております。
そんな中、ユーズニーが楽天後初の大会として出場した地元モスクワのクレムリンカップで優勝、今季初優勝を飾りました!!!
準優勝の次は優勝とかなり調子がいいようです。
・・・ということで、本当はもっと早くアップするつもりだったのに、添田くんの快進撃や個人的多忙などワタワタしているうちにすっかりタイミングを逃していたのだけど、今回の優勝はいいタイミングだわ~ということで、ユーズニーにまつわる謎を紐解いていく連続企画(ただし不定期)のスタートです。
謎の1.軍曹 ・・・彼のニックネーム
謎の2.敬礼 ・・・勝利後に決まってやるポーズ
謎の3.流血事件
とまぁ彼のプレイヤーとしての個性?を伺い知れる3つのポイントがある訳ですが、今回はこの3.流血事件について。
まずはこちらをご覧ください。
昨年4月のソニー・エリクソン・オープン、Nicolas Almagroとの3回戦。
ファイナル4-5で迎えたリターンゲーム、ユーズニーアドバンテージの場面。
衝撃の自分叩きです・・・。
自分のミスに腹が立ってコートにラケットをたたきつける選手はまぁいますけど、自分を痛めつける人は見たことがない(笑)
コアなテニスファンの方は知ってる人も多いみたいだけど、この動画をアップするだけではまぁ謎を解くってことにはならないのでもうひとつ。
上のきっかけとも言える直前のプレイの動画を見つけました。
ファイナル4-3で迎えたリターンゲーム15-30。
(開始15秒ぐらいから始まります)
すごい執念が相手のミスを誘った超ファインプレーです!!
にも関わらず、このゲームは相手がキープ。
次のサービスゲームをブレークされ、4-5で相手ゲームと後がなくなった状態で上のようなシーンに繋がっていく訳です。
やはりただただ自分を殴ったりはしない(笑)
ところで基本的な情報として、彼はソニー・エリクソン・オープンをすごく苦手にしてるようです。
ザ・サンweb版に載っていたインタビューによると、
http://www.thesun.co.uk/sol/homepage/sport/tennis/article1320852.ece
「ホントにこの大会が好きじゃない。やりやすいと思ったことがなく、ここでは勝てないんだ。なぜかは分からないけど、よくない感じがして消極的になる。この試合の前はネガティブになっていて、試合の間もネガティブで、試合の後もそうだった。苦しんでいたんだ。」
と語ってます。
彼のこの大会での成績を振り返ってみると、
2007 17位(大会当時) R32 Juan Martin Del Potro (ARG/63位) L 6-7(2), 4-6
2006 42位(大会当時) R128 Greg Rusedski (GBR/48位) L 3-6, 1-6
2005 19位(大会当時) R64 Hyung-Taik Lee (KOR/58位) L 1-6, 4-6
2004 47位(大会当時) R128 Taylor Dent (USA/37位) L 3-6, 3-6
2003 26位(大会当時) R64 Mariano Zabaleta (ARG/38位) L 6-7(5), 1-6
確かに、大会の時のランクを見ると、ちょっと早期敗退の感も否めない・・・。
本人も感覚的に苦手としてるみたいだからはっきりした理由は分からないけど、何か相性があるんでしょうねぇ。
ちなみに、上の流血後、執念でブレークに成功し(でないと負けなので)、タイブレークに持ち込んでなんとか勝った訳です。
“どこかふっきれた”とはいえ、すごいねぇ・・・。
さすが軍曹。
注記)
「流血試合」結果:7-6(4), 3-6, 7-6(6)
※ちなみに次戦R16で敗退。
そして今年、62位(大会当時)
R64 Tomas Berdych (CZE/22位) L 3-6, 6-3, 4-6
やっぱり簡単に相性は克服できないのか・・・(笑)
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いまいち掘り下げきれていない気もしますが、こんな感じでソースが見つかり次第、残るふたつの謎についても紹介していきたいと思います。
東京にも連れてきてほしい。
それにしても直前のファインプレー、すごい!
あれをキメたらふつう流れがこっちに来ると思いますよね。
なのにそうならなくてまるで悪魔に翻弄されていると感じた軍曹は
自らにとりついた悪魔払いをコート上で行った、なんて妄想しました。
今年女神来てたんですか!さすがミーシャニアン(笑)
我々にも相性合う人合わない人とかいるように、どうしても合わない大会というのは
あるんでしょうね。
それでもちゃんと毎年出るんだからすごいです。