2010年04月16日
【詳細加筆】大速報・添田豪、バトンルージュチャレンジャー2回戦突破!!!
たった今試合が終わったところです。
バトンルージュチャレンジャー2回戦
添田豪 vs ドナルド・ヤング (4)
7-5 6-4
壮絶な試合を制し、添田くんベスト8進出です!!!!!!!!!
この勝利はホントに大きいです!!!
えーっと、今から出勤の仕度をしなくてはならないので、夜にでも加筆します。
----------
(以下、4/16深夜加筆)
激戦の興奮から未だ覚めやらない訳ですが、実は今回、ライスコ観戦をしながら初めてスコアを取ってみました。
といっても途中ちょっと中座したり見逃したりとかあるのですが、今日の試合は、7-5 6-4 という数字だけではうかがい知れない相当の熱戦で、スコアを取っておいてホントによかったと思いました。
せっかくなので、ここに残しておこうと思います。
■第1セット
第1ゲーム ヤ ヤ キープ(添 40) 0-1
(15-40からスコアを取りました)
○ ○ ○ × ○ × × ○ ○ × × ○ ○ × × ○ ○ × × ○ ○ × × ×
つまり、添田くんが15-40 からアドバンテージ(以下Aとします)を取ってからヤングがキープするまで、
Aがお互いの間で11度も行き来するものすごいシーソーゲームだった訳ですが、1ゲームだけで10分
強かかりました。ここまで激しくポイントが行き来するゲームを初めて見ました。。
第1ゲームの時点では、ライスコになぜかサービスゲームのマークが出ておらず、どちらがサーブを
打っているのか分からなかったので、壮絶なポイントの行き来をただただ見守っていたのですが、
結局取ったのはヤング。何度もBPを握りながら結局ブレイクできなかったのはホントに惜しいけど、
添田くんのブログによると、最近の対戦ではヤングに簡単に負けてしまっていたそうです。ヤング
としてもいいイメージを持って試合に臨んでいたところもあるだろうから、添田くんがしょっぱなで
これだけ粘ったことで、今思えば「あれ?」という意識を植えつけられたのではないかと思います。
第2ゲーム 添 添 キープ(ヤ 15) 1-1
第3ゲーム ヤ 添 ブレイク(ヤ 40) 2-1
40-30からデュースに戻されるが、そこからA1本で決める
第4ゲーム 添 ヤ ブレイク(添 15) 2-2
第5ゲーム ヤ ヤ キープ(添 30) 2-3
第6ゲーム 添 添 キープ(ヤ 40) 3-3
40-30から相手にAを連続4度握られるが、しのいでキープ
第7ゲーム ヤ 添 ブレイク(ヤ 30) 4-3
第8ゲーム 添 添 キープ(ヤ 15) 5-3
第9ゲーム ヤ ヤ キープ(添 0) 5-4
第10ゲーム 添 ヤ ブレイク(添 40) 5-5
第1セットのSFS。40-0と3本のセットポイントを握るが、そこから一気にまくられ、A1本をしのぐが、
ブレイクされる
第11ゲーム ヤ 添 ブレイク(ヤ 30) 6-5
第12ゲーム 添 添 キープ(ヤ 15) 7-5
----------
■第2セット
第13ゲーム ヤ 添 ブレイク(ヤ 30) 1-0
第14ゲーム 添 添 キープ(ヤ 15) 2-0
第15ゲーム ヤ ヤ キープ(添 0) 2-1
第16ゲーム 添 添 キープ(ヤ 30) 3-1
第17ゲーム ヤ ヤ キープ(添 15) 3-2
第18ゲーム 添 添 キープ(ヤ 40) 4-2
15-40 と2本のBPを握られるが、ストレートでキープ
第19ゲーム ヤ 添 ブレイク(ヤ 40) 5-2
15-40から一気にBPを握り、1回デュースに戻されるもブレイク
第20ゲーム 添 ヤ ブレイク(添 15) 5-3
SFM。15-15からストレートでブレイクされる
第21ゲーム ヤ ヤ キープ(添 40) 5-4
(15-15からスコア取りました) × ○ ○ × × ×
40-30と1度マッチポイントが来るも、しのがれキープされる
第22ゲーム 添 添 キープ(ヤ 40) 6-4
(15-15からスコア取りました) ○ × ○ × ○ ○
40-30とマッチポイントが来るもデュースとされるがそこからキープ
・・・とまぁこんな感じ。
今回戦ったドナルド・ヤングは錦織くんと同じ20歳で現在143位。最高位73位(2008.4.21)まで上がったアメリカ期待の若手選手です。2008年夏に100位を割って以来一時期200位台まで下降。伸び悩んではいますが、今年の全豪予選ファイナルでは貴男さんを2セットともにタイブレで破り、本戦も2回戦まで進出。ツアー予選を何度も突破したりと安定感を持ち、今年に入ってランキングを戻してきています。
少し古いですが、テニスクラシック2009年2月号に掲載されているインタビューによると、錦織くんがデルポトロ、チリッチ、グルビスといった同世代(は今では誰もが目覚しい活躍ですが)の中で一番気になる選手と言っているのがこのヤングなんです。「いまだに試合をしても、勝てると思っていなくて、やりたくない選手。嫌いなタイプですね。(略)ヤングはすごくいろいろなボールを使ってきたり、一定のペースで試合をさせてくれない」と分析しています。錦織くん自身がそういうタイプであるはずなのに(笑)、自分以上に色々やってくるというぐらいだから、相当なんでしょう。
添田くんもブログで「とにかくいやらしいテニス」と評してます。
添田くんが「反省点」と挙げているのは、第1セット5-4からのSFS、第10ゲームのことですね。40-0とセットポイントが3本もありながらブレイクされてしまいました。そして第2セット5-3からのSFMでもブレイク。。 こういう重要な局面でゲームを落としてから試合がひっくり返ることなんてざらにあることです。こういうところこそ気を引き締めつつ思い切っていって欲しいですね!
そして、ライスコを見ての感想ですが、ヤングのサービスゲームではポイントがとんとんと進んで行った半面、添田くんのサービスゲームではポイント間の時間がとても長く、きっとすごいラリーが繰り広げられたんだと思います。添田くんがキープしたゲームでも結構デュースまで持ち込まれていることが多く、簡単にポイントを取らせてくれる相手ではなかったのでしょう。でも、終始添田くんが先行して試合を進めることができ、猛攻をかわして見事に逃げ切り。
ブレイクこそできなかったけど、第1ゲームで相当競ったことで、添田くんはいい感触を得たのかもしれないし、次のヤングのサービスゲームで早速ブレイクに成功しました。結果的に、この第1ゲームがこの試合の行方を占う大きなポイントになったかもしれません。
とにかく、これまで歯が立たなかった相手に勝てた。
これはホントに大きな勝利です!!
明日はQF。相手はAlex KUZNETSOV(176位/アメリカ)。
正直、今日の勝利でちょっと気が抜けてしまったところもあるのですが、勝てばこれから連戦です。
添田くんには底なしのスタミナで元気に思いっきりやってきて欲しいです!!!
しかしながら、最後に悲しいお知らせが・・・。
前回の日記でライスコが見られるサイトとして紹介したbet365 、明日はQF4試合ある中で、添田戦のみアザーコートに入ってしまい、ライスコがありません・・・・・・(T T
試合開始はまもなく、現地時間金曜日午後1:30から(日本時間今日午前3:30から)です。
センターコートで錦織くんの試合がほぼ同時刻にあるので、そっちの観戦をしながら大会twitterが結果を更新してくれるのを待とうと思います。
>>大会公式サイト
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記事の更新は、新ブログに移行しました。
こちらをご覧ください!
打倒ロジャー・フェデラー! 添田豪を絶賛応援するブログ
http://www.go-soeda.info/
バトンルージュチャレンジャー2回戦
添田豪 vs ドナルド・ヤング (4)
7-5 6-4
壮絶な試合を制し、添田くんベスト8進出です!!!!!!!!!
この勝利はホントに大きいです!!!
えーっと、今から出勤の仕度をしなくてはならないので、夜にでも加筆します。
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(以下、4/16深夜加筆)
激戦の興奮から未だ覚めやらない訳ですが、実は今回、ライスコ観戦をしながら初めてスコアを取ってみました。
といっても途中ちょっと中座したり見逃したりとかあるのですが、今日の試合は、7-5 6-4 という数字だけではうかがい知れない相当の熱戦で、スコアを取っておいてホントによかったと思いました。
せっかくなので、ここに残しておこうと思います。
■第1セット
第1ゲーム ヤ ヤ キープ(添 40) 0-1
(15-40からスコアを取りました)
○ ○ ○ × ○ × × ○ ○ × × ○ ○ × × ○ ○ × × ○ ○ × × ×
つまり、添田くんが15-40 からアドバンテージ(以下Aとします)を取ってからヤングがキープするまで、
Aがお互いの間で11度も行き来するものすごいシーソーゲームだった訳ですが、1ゲームだけで10分
強かかりました。ここまで激しくポイントが行き来するゲームを初めて見ました。。
第1ゲームの時点では、ライスコになぜかサービスゲームのマークが出ておらず、どちらがサーブを
打っているのか分からなかったので、壮絶なポイントの行き来をただただ見守っていたのですが、
結局取ったのはヤング。何度もBPを握りながら結局ブレイクできなかったのはホントに惜しいけど、
添田くんのブログによると、最近の対戦ではヤングに簡単に負けてしまっていたそうです。ヤング
としてもいいイメージを持って試合に臨んでいたところもあるだろうから、添田くんがしょっぱなで
これだけ粘ったことで、今思えば「あれ?」という意識を植えつけられたのではないかと思います。
第2ゲーム 添 添 キープ(ヤ 15) 1-1
第3ゲーム ヤ 添 ブレイク(ヤ 40) 2-1
40-30からデュースに戻されるが、そこからA1本で決める
第4ゲーム 添 ヤ ブレイク(添 15) 2-2
第5ゲーム ヤ ヤ キープ(添 30) 2-3
第6ゲーム 添 添 キープ(ヤ 40) 3-3
40-30から相手にAを連続4度握られるが、しのいでキープ
第7ゲーム ヤ 添 ブレイク(ヤ 30) 4-3
第8ゲーム 添 添 キープ(ヤ 15) 5-3
第9ゲーム ヤ ヤ キープ(添 0) 5-4
第10ゲーム 添 ヤ ブレイク(添 40) 5-5
第1セットのSFS。40-0と3本のセットポイントを握るが、そこから一気にまくられ、A1本をしのぐが、
ブレイクされる
第11ゲーム ヤ 添 ブレイク(ヤ 30) 6-5
第12ゲーム 添 添 キープ(ヤ 15) 7-5
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■第2セット
第13ゲーム ヤ 添 ブレイク(ヤ 30) 1-0
第14ゲーム 添 添 キープ(ヤ 15) 2-0
第15ゲーム ヤ ヤ キープ(添 0) 2-1
第16ゲーム 添 添 キープ(ヤ 30) 3-1
第17ゲーム ヤ ヤ キープ(添 15) 3-2
第18ゲーム 添 添 キープ(ヤ 40) 4-2
15-40 と2本のBPを握られるが、ストレートでキープ
第19ゲーム ヤ 添 ブレイク(ヤ 40) 5-2
15-40から一気にBPを握り、1回デュースに戻されるもブレイク
第20ゲーム 添 ヤ ブレイク(添 15) 5-3
SFM。15-15からストレートでブレイクされる
第21ゲーム ヤ ヤ キープ(添 40) 5-4
(15-15からスコア取りました) × ○ ○ × × ×
40-30と1度マッチポイントが来るも、しのがれキープされる
第22ゲーム 添 添 キープ(ヤ 40) 6-4
(15-15からスコア取りました) ○ × ○ × ○ ○
40-30とマッチポイントが来るもデュースとされるがそこからキープ
・・・とまぁこんな感じ。
今回戦ったドナルド・ヤングは錦織くんと同じ20歳で現在143位。最高位73位(2008.4.21)まで上がったアメリカ期待の若手選手です。2008年夏に100位を割って以来一時期200位台まで下降。伸び悩んではいますが、今年の全豪予選ファイナルでは貴男さんを2セットともにタイブレで破り、本戦も2回戦まで進出。ツアー予選を何度も突破したりと安定感を持ち、今年に入ってランキングを戻してきています。
少し古いですが、テニスクラシック2009年2月号に掲載されているインタビューによると、錦織くんがデルポトロ、チリッチ、グルビスといった同世代(は今では誰もが目覚しい活躍ですが)の中で一番気になる選手と言っているのがこのヤングなんです。「いまだに試合をしても、勝てると思っていなくて、やりたくない選手。嫌いなタイプですね。(略)ヤングはすごくいろいろなボールを使ってきたり、一定のペースで試合をさせてくれない」と分析しています。錦織くん自身がそういうタイプであるはずなのに(笑)、自分以上に色々やってくるというぐらいだから、相当なんでしょう。
添田くんもブログで「とにかくいやらしいテニス」と評してます。
添田くんが「反省点」と挙げているのは、第1セット5-4からのSFS、第10ゲームのことですね。40-0とセットポイントが3本もありながらブレイクされてしまいました。そして第2セット5-3からのSFMでもブレイク。。 こういう重要な局面でゲームを落としてから試合がひっくり返ることなんてざらにあることです。こういうところこそ気を引き締めつつ思い切っていって欲しいですね!
そして、ライスコを見ての感想ですが、ヤングのサービスゲームではポイントがとんとんと進んで行った半面、添田くんのサービスゲームではポイント間の時間がとても長く、きっとすごいラリーが繰り広げられたんだと思います。添田くんがキープしたゲームでも結構デュースまで持ち込まれていることが多く、簡単にポイントを取らせてくれる相手ではなかったのでしょう。でも、終始添田くんが先行して試合を進めることができ、猛攻をかわして見事に逃げ切り。
ブレイクこそできなかったけど、第1ゲームで相当競ったことで、添田くんはいい感触を得たのかもしれないし、次のヤングのサービスゲームで早速ブレイクに成功しました。結果的に、この第1ゲームがこの試合の行方を占う大きなポイントになったかもしれません。
とにかく、これまで歯が立たなかった相手に勝てた。
これはホントに大きな勝利です!!
明日はQF。相手はAlex KUZNETSOV(176位/アメリカ)。
正直、今日の勝利でちょっと気が抜けてしまったところもあるのですが、勝てばこれから連戦です。
添田くんには底なしのスタミナで元気に思いっきりやってきて欲しいです!!!
しかしながら、最後に悲しいお知らせが・・・。
前回の日記でライスコが見られるサイトとして紹介したbet365 、明日はQF4試合ある中で、添田戦のみアザーコートに入ってしまい、ライスコがありません・・・・・・(T T
試合開始はまもなく、現地時間金曜日午後1:30から(日本時間今日午前3:30から)です。
センターコートで錦織くんの試合がほぼ同時刻にあるので、そっちの観戦をしながら大会twitterが結果を更新してくれるのを待とうと思います。
>>大会公式サイト
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打倒ロジャー・フェデラー! 添田豪を絶賛応援するブログ
http://www.go-soeda.info/